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包茎とはどんな状態?治し方

包茎とはどんな状態?危険な包茎の種類と原因…治し方は?

包茎とはどんな状態かについて漠然と理解はしているものの、その種類や原因については理解していない方が多いのではないでしょうか?

包茎には3つの種類があり、それぞれに異なる原因があります。

また、包茎を放置しているとさまざまな弊害を及ぼす危険性もあるので注意が必要です。

そこで、この記事では包茎の種類や原因、そして治療方法について解説します。

Contents

包茎(ほうけい)とは?

包茎とは、亀頭が包皮に包まれており、亀頭を剥き出しにできない状態のことを指します

新生児の段階ではほぼ100%の方が包茎の状態で生まれてきており、手で剥くのも困難です。

それが成長と共に次第に手で剥くことが可能となり、3歳児の段階で手で剥くことも不可能な方は全体の10%ほどだといわれています。

また、日本人の成人男性の約70%は、通常時は亀頭が包皮に覆われているそうです。

ただ、勃起時に自然に亀頭が剥き出しになったり、手で剥くことは可能だったりする方も、常時亀頭が剥き出しの状態でないのなら包茎に該当します。

包茎の種類は何がある?特徴とその原因について

仮性包茎 真性包茎 カントン包茎
状態 仮性包茎 真性包茎 嵌頓(カントン)包茎
通常時に亀頭が包皮に覆われているが、手で剥くことは可能
勃起時には、自然に剥ける方が多い
通常時・勃起時共に、亀頭を露出できない 亀頭は露出しているものの、狭い包皮口が陰茎を締め付けている状態
主な原因 幼少期に包皮を剥いたり、切除したりする習慣がない 幼少期に包皮を剥いていない、体質的な問題などが考えられるが、正確な原因は不明 無理に包皮を剥いてしまったことで、元々狭い包皮口が陰茎を締め付け、元に戻せなくなってしまうため
注意点 不衛生になりやすい
性病発症リスクがある
早漏になりやすい
短小・先細りになりやすい
排尿に支障をきたしやすい
性交渉時に支障をきたしやすい
亀頭が壊死する可能性がある
包皮の切開手術が必要になるケースがある
危険性
治療や手術の必要性 状態次第で検討 要検討 なるはやで相談

仮性包茎

仮性包茎

特徴

仮性包茎とは、通常時に亀頭が包皮で覆われているものの、手で剥くことは可能な状態を指します。

また、勃起時には自然に剥ける方が多いようです。

痛みを感じることもなく剥こうと思えばいつでも剥ける状態のため、次に紹介する真性包茎・嵌頓(カントン)包茎と比較すると軽度な症状だといえます。

主な原因

日本人は外国人と比較して仮性包茎の方が多い傾向がありますが、文化の違いがその原因だと考えられています。

国によっては、男の子が保護者とお風呂に入る際に、親に陰茎の包皮を剥いてもらう習慣があるそうです。

また、国や地域によっては、ある程度の年齢になったら包皮を切除する「割礼」と呼ばれる習慣がある場合もあります。

日本にはそのような習慣はないため、外国人と比較すると仮性包茎の方が多いようです。

仮性包茎の注意点(弊害)

仮性包茎の注意点として、以下のような弊害を引き起こす可能性があることが挙げられます。

・不衛生になりやすい

仮性包茎は亀頭が包皮で包まれている状態が通常のため、不衛生になりやすいというデメリットがあります。

入浴時に包皮を剥いて亀頭周辺を洗う習慣がないと、恥垢と呼ばれる汚れが溜まりやすくなるので注意が必要です。

恥垢から雑菌が繁殖すると、痒みや悪臭を発症する要因となります。

・炎症を起こしやすく、性病にかかるリスクがある

包皮・亀頭が不衛生な状態だと、亀頭炎・包皮炎などの炎症を起こしやすくなってしまいます。

それらの炎症は、HIVなどの性病を引き起こす要因となる場合もあるので注意が必要です。

実際に、割礼や包茎手術によってHIV感染リスクが低減したという研究結果も報告されています。

・早漏になりやすい

仮性包茎は、いわば通常に亀頭が包皮に守られている状態です。

よって、亀頭が刺激に慣れていない状態となり、性交渉時に早漏になりやすい傾向があります。

そうなると、通常時に亀頭が皮を被っている見た目もあいまって、自分に自信を持てなくなるかもしれません。

真性包茎

真性包茎

特徴

真性包茎とは、通常時・勃起時共に亀頭を露出できない状態のことを指します。

包皮口(包皮の先端)が非常に狭くなっているのが特徴で、亀頭を剥き出しにできるほどの幅がありません。

また、亀頭と包皮が癒着しているケースもあります。

陰茎の成長と共に亀頭・包皮の癒着は解消されていくのが通常ですが、成人してもそれが解消されないのが真性包茎の特徴です。

主な原因

幼少期からの成長過程で包皮を剥くことを試みなかったことや、幼少期に包皮を剥こうとしたものの強い痛みを感じ、それがトラウマとなって包皮を剥くことを諦めてしまったことが、真性包茎の原因として考えられています。

もしくは、包皮が伸びにくい・包皮口が極端に狭いなどの体質が原因となっている場合もあるでしょう。

このように複数の説が考えられているものの、真性包茎の原因の詳細はいまだ解明されていません。

真性包茎の注意点(弊害)

真性包茎は、仮性包茎と同様に不衛生になりやすい・炎症を起こしやすいなどのリスクがあります。

しかし、それだけではなく、真性包茎ならではの以下の弊害を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。

・短小や先細りの原因になりやすい

常時亀頭が包皮に包まれている状態にある真性包茎は、短小・先細りの陰茎になってしまう可能性があります。

その理由は、体の成長に伴った陰茎の成長を包皮が妨害してしまうためです。

・排尿に支障をきたす場合がある

真性包茎は包皮口が狭い状態であるため、包皮が正常な排尿の邪魔をしてしまうことがあります。

具体的には、尿が包皮に当たって予想外の方向に飛び散ったり、二股に分かれたりする場合があるでしょう。

体に悪影響があるわけではないものの、トイレを汚してしまうことは多くあるはずです。

・性交渉時に支障をきたしやすい

真性包茎は、勃起時や挿入時に陰茎に痛みを感じる場合があります

そのため、満足のいく性交渉ができず、自信を喪失してしまうかもしれません。

また、コンドームが外れやすい・射精時に包皮が邪魔になって十分な精子の量が子宮に届かず不妊の原因になりやすいなどの弊害が起こるケースもあります。

 

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嵌頓(カントン)包茎

嵌頓(カントン)包茎

特徴

嵌頓(カントン)包茎とは、亀頭は露出されているものの、狭い包皮口が陰茎を締め付けている状態を指します。

包皮口の締め付けによって強い痛みや圧迫感を感じ、包皮や亀頭が腫れ上がるケースもあります。

それを放置するとさらに腫れ・痛みが増してしまうので、非常に危険です。

主な原因

カントン包茎は、真性包茎と同様に包皮口が極端に狭くなっており、それを無理に剥いてしまったのが原因で引き起こされます。

狭い包皮口によって亀頭の根元のあたりが圧迫され、元に戻せなくなってしまうのです。

また、意図せずとも性交渉の最中に包皮が無理にめくられてしまい、カントン包茎になってしまうケースもあります。

嵌頓(カントン)包茎の注意点(弊害)

カントン包茎は、3種類の包茎の中でも最も危険度が高い状態です。

以下の弊害を引き起こす可能性が高いため、なるべく早く専門医に相談した方がいいでしょう。

・亀頭が壊死する可能性がある

カントン包茎を発症したことで包皮や亀頭が腫れあがってしまった場合、それを長期間放置すると亀頭が壊死してしまう可能性があります。

亀頭の付け根周辺が締め付けられている状態のため血流が障害され、循環障害を引き起こしてしまうためです。

・包皮の切開手術が必要になる場合がある

カントン包茎の発症初期であれば、手術をせずとも元の状態に戻すことも可能です。

ただし、施術が困難なほど腫れが進行している場合は、包皮の切開手術が必要になります。

そのため、カントン包茎の症状がみられたら、なるべく早い段階で専門医に相談することが大切です。

 

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包茎だと病気になりやすい?

包茎の方は、病気になりやすいのは事実です。

特に以下の5つの病気を発症してしまうリスクが高いため、十分注意してください。

場合によっては、専門医に相談のうえ治療・手術などの措置をとってもらった方がいいでしょう。

亀頭包皮炎

亀頭包皮炎

亀頭包皮炎とは、その名のとおり亀頭や包皮に細菌が繁殖し、炎症を起こしてしまう病気です。

包皮と亀頭の間に恥垢が溜まってしまうことが、亀頭包皮炎を引き起こす原因です。

炎症によって痛みや痒みを感じたり、出血や膿の分泌を引き起こしたりします。

ステロイド軟膏を塗布することで症状は軽減されますが、包茎の方は再発しやすく、症状を繰り返すたびに皮膚の免疫力が落ちて皮膚裂傷を起こしてしまうケースもあります。

陰茎がん

陰茎がん

陰茎がんとは、陰茎に発症するがんのことです。

発症する可能性は男性のがんの1%以下にすぎませんが、がんが進行すると排尿困難となることがあります。

出生時に割礼をおこなう習慣があるユダヤ人などの発症率が低いことなどから、統計的に包茎の方が発症しやすい傾向にあります。

尿路感染症

尿路感染症

尿路感染症とは、尿が通る機関(尿路)に最近が感染し、繁殖した状態のことを指します。

尿道炎や膀胱炎などの炎症を引き起こす要因となるだけでなく、血液によって細菌が全身に運ばれ、敗血症という重症を引き起こすケースもあるので注意が必要です。

亀頭包皮炎と同様に、亀頭と包皮の間に溜まった恥垢が最近を感染させやすいことが、包茎の方が尿路感染症を引き起こしてしまう要因となります。

性病

性病

包茎の方は、HIV・ヘルペス・クラミジア感染症・梅毒・淋病などの性病・性感染症を発症しやすいことが、さまざまな研究によって明らかになっています。

亀頭周辺にブツブツができる・痛み・膿の分泌など、かかる病気によって症状はさまざまです。

包茎は炎症を起こしやすい状態にあることや、亀頭周辺が常時湿潤傾向にあることで皮膜が弱い状況となりやすく、ウイルスや細菌の影響を受けやすい状態にあることが、性病を引き起こす要因として考えられています。

ケーラー紅色肥厚症

ケーラー紅色肥厚症とは、亀頭の先端や包皮の内側に、赤みを帯びた病変が原曲的に生じるのが主な症状です。

ボーエン病と呼ばれる、皮膚内がんの一種です。

薬物が入ったクリーム剤での治療、場合によっては局所切除・レーザー治療などをおこなう必要があります。

包茎の治し方とは?治療の種類と特徴について

特徴 仮性包茎 真性包茎 カントン包茎
環状切開法 亀頭周辺のだぶついている包皮を切開し、包皮口側の皮膚と陰茎の中ほどの皮膚を縫い合わせる
亀頭直下法 余分な包皮を切除し、亀頭の根元辺りの位置で縫い合わせる
亀頭直下埋没法 亀頭直下法よりもさらに亀頭に近い箇所で、切除した皮膚を縫い合わせる
根部形成法 陰茎の根元の部分の包皮を切除し、縫い合わせる × ×
小帯形成術 亀頭と包皮を繋ぐ小さなリボン帯を切除する
切らない施術 のりや糸で包皮を固定する
体内からペニスを引き出す
亀頭に薬剤を注入して増大させる
× ×

環状切開法

環状切開術

環状切開法は、最もスタンダードな包茎治療の術式です。

亀頭周辺のだぶついている包皮を切開し、包皮口側の皮膚と陰茎の中ほどの皮膚を縫い合わせます

局部麻酔、もしくは制脈麻酔を打ったうえで手術するため、痛みは感じません。

手術は20分から30分ほどで完了し、後日抜糸をする必要もありません。

おすすめな人(包茎の状態)

・仮性包茎
・真性包茎
・カントン包茎

メリット&デメリット

メリット

・失敗のリスクが少ない

・他の手術様式と比較して料金がリーズナブル

デメリット

・傷跡が目立ちやすい

・包皮の肌の色が部分的に変色するケースがある

・医師の腕に仕上がりが左右されやすい

亀頭直下法

亀頭直下法とは、余分な包皮を切除し、亀頭の根元辺りの位置で縫い合わせる様式です。

環状切開法とほぼ同じ手法ですが、皮膚を縫い合わせる位置が異なります。

亀頭直下部で皮膚を縫い合わせるため傷跡が目立ちにくく、いわゆる裏筋は切除しないので性感度が下がることはありません。

おすすめな人(包茎の状態)

・仮性包茎
・真性包茎
・カントン包茎

メリット&デメリット

メリット

・傷跡が目立ちにくい

・包皮の部分変色が起きた場合も目立ちにくい

デメリット

・環状切開法よりも費用が高額

・傷跡や包皮の部分変色がゼロではないため、パートナーに気づかれやすい

亀頭直下埋没法

亀頭直下埋没法は、前述した亀頭直下法よりもさらに亀頭に近い箇所で、切除した皮膚を縫い合わせます

手術痕が目立ちにくく、包皮の部分変色が起きにくいのが特徴で、包茎手術をしたことをパートナーに知られにくい手術様式です。

通常時・勃起時の包皮の状態を精密に計算し、手術痕をできる限りするなどの高度な医療技術が必要なため、その分費用は高くなります。

おすすめな人(包茎の状態)

・仮性包茎
・真性包茎
・カントン包茎

メリット&デメリット

メリット

・手術痕が残りにくく、包皮の部分変色が起きにくい

・包茎手術を受けたことを、パートナーに気づかれにくい

デメリット

・環状切開法、亀頭直下法よりも高額な費用がかかる

・医師によっては裏筋を切除される(要確認)

・医師の腕に仕上がりが左右されやすい

根部形成法

根部環状切除術

根部形成法は、その名のとおり陰茎の根元の部分の包皮を切除し、縫い合わせる手術様式です。

手術痕が残るのは陰茎の根元部分になるため、傷跡が目立ちにくいことが最大の特徴です。

一時期は多くのクリニックで取り入れられていた手術様式ですが、術後にむくみ・腫れなどの症状が報告されたケースが多くあります。

そのため、現在は根部形成法を主体として包茎手術をおこなっているクリニックはほとんどありません。

おすすめな人(包茎の状態)

・仮性包茎(絞約部が全くない方が対象)

メリット&デメリット

メリット

・手術根が目立ちにくい(完全には隠せない場合も多い)

デメリット

・真性包茎、カントン包茎には対応していない

・術後にむくみ、腫れなどを発症しやすい

・亀頭の下部で包皮が余り気味になる

小帯形成術

小帯形成術

小帯形成術とは、包小帯と呼ばれる亀頭と包皮を繋ぐ小さなリボン帯を切除する手術様式です。

小帯は非常に敏感な部位であり、早漏の原因の1つだと考えれてます。

そのため、小帯形成術は包茎を解消できるだけでなく、早漏の改善も期待できるでしょう。

また、20分ほどの短時間で手術は完了し、手術痕が目立ちにくいこともこの手術様式の特徴です。

おすすめな人(包茎の状態)

・仮性包茎
・真性包茎
・カントン包茎

メリット&デメリット

メリット

・早漏の改善が期待できる

・短時間で手術が完了する

・手術痕が目立ちにくい

デメリット

・高額な費用がかかる

切らない施術

亀頭増大手術

ここまで包皮や包帯を切除して縫い合わせる手術様式を紹介してきましたが、実は切除をせずに包茎を治せる様式も存在します。

その代表的な例が、糸やのりを使って包皮を固定し、亀頭を露出させる手術様式です。

他にも、ペニスを体内から引き出してサイズアップすることで亀頭を露出させる長茎術、亀頭に薬剤を注入してサイズアップする亀頭増大術などの手法もあります。

ただし、これらの手術様式は一時的に包茎を改善できても一定期間が過ぎると元に戻ったり、長茎術・亀頭増大術に関しては効果が表れないケースもあったりと、あまりおすすめはできません。

おすすめな人(包茎の状態)

・仮性包茎

メリット&デメリット

メリット

・手術痕が残らない

・包皮を切断する恐怖感がない

デメリット

・一定期間が経つと元に戻る可能性が高い

・効果がみられない可能性がある

・高額な費用がかかる

 

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日本と世界の包茎事情

日本と世界の包茎事情 包茎マップ

日本と海外では、包茎事情に大きな違いがあります。

まず、海外には幼少期に割礼をする文化が根付いている地域が多くあり、日本よりも包茎率は低いと判断していいでしょう。

ただ、英語で包茎を表す「phimosis」は、実は日本でいう真性包茎のみを指します。

仮性包茎を指す言葉は海外には存在せず、平常時に皮が剥けていないのは、割礼を受けていない人にとっては自然な状態なのです。

日本の包茎割合

仮性包茎 真性包茎 カントン包茎
割合 約70% 3%前後 1%未満

日本人の包茎各種類の割合は、上記のとおりです。

このデータからいうと、包茎ではない日本人男性は、約4人に1人ということになります。

アメリカでは8割が割礼を受けている!

アメリカでは、男性の8割が割礼を受けているというデータがあります。

割礼とは包茎手術と同じようなもので、包皮の一部を切除することを指す言葉です。

尿路感染症や性感染症などのリスクを抑えるという医学的理由、包皮と亀頭の間に細菌が繁殖することを防ぐという衛生的な理宇があいまって、アメリカでは割礼を受けるのがスタンダードとなっています。

ただ、幼少期の手術はリスクが高く非人道的であるという意見が強まったことから、実は1998年に小児科学会から包茎手術を推奨しないという内容のガイドラインが発表されています。

しかし、それ以降も割礼をおこなう比率はやや減少した程度で、やはりアメリカ人男性の一般的な文化として定着しているようです。

宗教によって決まる?世界の割礼事情

宗教上の理由・背景から、割合をおこなう国・地域もあります。

ユダヤ教

ユダヤ教徒は宗教上の理由で包茎を認めておらず、生後7日目に割礼を受けるという儀式があります

その理由は、もともと砂漠の民族であったユダヤ人にとって、水は神聖なものとして捉えられているからです。

神からの授かりものである水で恥垢を洗い落とすことは、ユダヤ人にとっては神への冒涜に値します。

陰茎が清潔な状態に保って水を神聖なものとして大切に扱うため、幼少期に割礼をおこなう儀式があるわけです。

キリスト教

イエス・キリストはユダヤ人のため、当然割礼を受けています。

そのため、キリストを信仰する男性達はキリストと同じ陰茎の状態であることを当然とし、割礼の文化が根付いたようです。

ただし、キリスト教を異邦人に伝えた使徒パウロが「キリスト教徒だからと包茎手術を受ける必要はない」と主張し、包茎手術肯定派の教徒達との間で争いが起きたとされています。

なお、現在のキリスト教には割礼の文化は残っていません

イスラム教

イスラム教も、ユダヤ人と同様の理由で割礼を受ける儀式があります。

ただし、その時期については生後7日目におこなう場合、10~12歳頃におこなう場合など幅があるようです。

少年期の後半ごろに割礼を受ける場合は、「成人の儀式」という意味合いがあります。

なお、成人後にイスラム教に改宗する場合は包茎技術を受けるよう推奨されていますが、強制というわけではないようです。

割礼を行う国

割礼をおこなう分化が定着している国は、アメリカ以外にも多くあります。

東南アジア

東南アジアでは、マレーシア・フィリピン・インドネシア・ブルネイ・ベトナムの男性は割礼を受ける文化があります。

また、日本とフィリピンのハーフの男性においては日本在住でも割礼を受ける場合があるようです。

中央アジア・西アジア

中央アジア・西アジアでは、アフガニスタン・バングラデシュ・パキスタンをはじめとする24の国に割礼の文化が根付いています。

その理由は、それらの国の国民の大半はユダヤ教・イスラム教の教徒である比率が極めて高いためです。

アフリカ

エジプト・リビア・チェニジアなど、アフリカでは27の国に割礼の文化があります。

特に北アフリカ・南アフリカなどはイスラム圏となっており、成人の儀式という意味合いで割礼をおこなう地域が多いようです。

ヨーロッパ

ヨーロッパでは、アルバニア・コソボなど4つの国に割礼の文化が根付いています。

イギリスやフランスなどの先進国には、割礼の文化はないようです。

北アメリカ大陸

前述したように、北アメリカ大陸ではアメリカ合衆国に割礼の文化が根付いています。

その歴史は古く、アメリカ大陸先住民の多くは古代から割礼をおこなう風習があったようです。

オセアニア

オセアニアでは、オーストラリア・トンガなど6つの国で、成人の儀式として割礼をおこなう分化があります。

なお、オーストラリアの先住民であるアボリジニーには、通常の割礼と一緒に陰茎の下部から尿道にかけてを切り裂く尿道割礼という文化もあったことで知られています。

ズルムケにはわからない!包茎が抱える強い悩みベスト5

この章では、当メディアが包茎で悩む200人に男性に対しておこなったアンケート結果から、包茎が抱える強い悩みベスト5を紹介します。

1位 SEXに自信が持てない

包茎男性が抱える悩みの中で最も多かったのは、SEXに自信が持てないという悩みです。

行為の最中は、かなり高い確率でパートナーに自身の性器を見せることになります。

そして、おそらく多くの女性は「包茎はみっともないもの」として認識しているはず。

よって、パートナーに性器を見せるのが億劫になり、SEXに自信が持てないのでしょう。

また、包茎は早漏になりやすい傾向があり、それがさらにSEXに自信を持てない要因になっているのかもしれません。

2位 人に包茎を見せるのが恥ずかしい

包茎の男性は、パートナーだけではなく、同性にも自身の性器を見られるが恥ずかしいと感じています。

よって、銭湯や温泉などの大衆浴場に入る際には、恥ずかしそうにタオルで股間を隠すわけです。

ズルムケな男性は堂々と全裸で浴室内を闊歩できますが、包茎の男性にはそのような勇気は持てません。

3位 試しに包皮をむいてみたら激痛

包茎の男性の多くは「いつかは自分もズルムケになるのではないか」という期待を持っています。

しかし、その期待を胸に自分で包皮を剥いてみてっも激痛が走るだけで、心に傷を負ってしまうのです。

とはいえ、真性包茎の方が無理に包皮を剥こうとすると、カントン包茎になってしまう恐れがあります。

そうなってしまうと包皮口が陰茎を締め付ける形になってしまい、大変危険です。

無理はしないよう、包茎を改善したい場合は専門医に相談することをおすすめします。

4位 皮に毛が挟まって痛い

包茎の男性は、皮に毛が挟まって痛いという何とも言いがたい悩みを抱えています。

ズルムケの男性にとっては笑い話のように思えるかもしれませんが、包茎の男性は至って真剣に悩んでいます。

外出中に皮に毛が挟まったのを察知すると、誰にも気づかれないようにトイレで直すしかありません

5位 ちんカスが溜まって臭いや衛生面が不安

包茎の方の多くは、臭いや衛生面に関する悩みを抱えています。

ちんカスを目視で確認すると、指で取り除いたあとはついつい臭いを嗅いでしまうのでしょう。

意識が高い方なら、包茎のデメリットについてリサーチし、細菌の繁殖・性病感染などのリスクがあることも把握しているはず。

ひとまず、不安を払拭するために入浴時の丁寧な洗浄が欠かせません

あ〜包茎でよかった!包茎にメリットってあるの?

意外かもしれませんが、包茎の男性の中には自身の陰茎に関してメリットを感じている方も一定数います。

その中の代表的な意見として、以下の3つを紹介します。

包茎のメリット①免疫がない分外に出た亀頭が敏感に反応し、セックスが気持ちいい!

仮性包茎の方は、勃起時のみ亀頭が露出されるのがスタンダード。

普段は刺激に晒されることがない亀頭は免疫がない分非常に敏感で、セックスの快感をダイレクトに感じられます。

確かに早漏になりやすい傾向はあるものの、それは回数で補えばいいだけの話です。

2回戦・3回戦と重ねながら、最高の快感を何度も味わえることは包茎ならではのメリットだといえます。

包茎のメリット②普段は皮に覆われているので外からのダメージが少ない(緩和される)

仮性包茎は通常時、真性包茎は常に亀頭が包皮で覆われている状態です。

そのため、外部からの刺激を受けてもダメージが緩和され、痛み苦しむ必要がありません

例えば、ズルムケの男性は唐辛子を手で触ったあとにトイレにいくと、無意識に亀頭付近を触った瞬間に激痛が走ります。

包茎の方には、このようなズルムケ男性の悩みは理解できないはずです。

包茎のメリット③彼女や妻から、通常時とボッキ時のギャップ(個人差あり)が凄いと言われる!

多くの場合、パートナーは男性の通常時・勃起時の両方を何度も目にしているはず。

通常時は包皮で包まれている陰茎ですが、勃起時に亀頭が剥き出しになるとそれだけでギャップを感じられ、パワーアップした印象を受けるものです。

残念ながらそのギャップには個人差がありますが、女性から「凄い!」と喜ばれるのは、男性にとっては何事にも代えがたい喜びだといえます。

まとめ

ひとことで包茎といっても、その実態は仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3種類があります。

日本人男性の約70%は仮性包茎であり、衛生面さえ気を付けていれば、さほど気にする必要はないのかもしれません。

それでもどうしても気になる方や、真性包茎・カントン包茎の方は、手術することも念頭において専門医に相談することをおすすめします

包茎手術の方法は多くあるので、医師と相談のうえで自分にあった施術をしてもらいましょう。

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