短小とは、陰茎(ペニス)が短く、サイズが小さい状態を指します。
短小の原因は、主に「引き込みが強いこと」です。
ペニスを構成する海綿体は下腹部の恥骨と靭帯で繋がっており、引き込まれた状態にあります。体外に露出しているのは、その一部分に過ぎません。
引き込みの強さには個人差があり、より引き込みが強い場合は体内の海綿体が長く、体外に露出している部分が短くなってしまいます。
また、脂肪が増えて下腹部がせり出すことでペニスが埋もれ、短く見えてしまうのも原因のひとつです。
当院では、上記のような原因で起こる短小を改善する長茎手術を行っております。
「他人と一緒に裸になるとき(温泉など)、気になってしまう」
「入院したとき、小さいペニスを見られるのが恥ずかしい」
「若い頃に比べて太ったせいか、ペニスが小さくなってしまった」
といったお悩みを解消することが可能です。
トライアングル法 (切らない手術) |
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【手術方法】 針と糸を使って行う手術です。ペニスの根もとの皮膚と、体内の海綿体を支えている靭帯を糸で結んで縛ります。皮膚がへこみ、結果的に陰茎が伸長します。 メスを使わないので手術後の出血が少なく、術後ケアの負担も軽いのが特徴です。 ただし、糸は一定期間が経過すると強度が弱まって切れてしまい、元に戻ることもあります。 |
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V-Yスキン法 | |
【手術方法】 メスで下腹部を切開して靭帯の一部を剥離(切除)し、体内の海綿体を引き出してペニスを伸長させます。高い効果を発揮する手術方法です。 ただし手術後は出血が見られ、痛みがあるので、しっかりケアする必要があります。 |
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ミニマムカット | |
【手術方法】 「V-Yスキン法」と同じくメスを使って切る手術ですが、切開は最小限(1cm程度)にとどめることが可能です。手術痕が目立ちにくいのが最大のメリットといえます。 ただし、手術後に出血や痛みがあること、手術後のケアをしっかり行わなければならないことは「トライアングル法」「V-Yスキン法」と同じです。 |
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V-Yリガメント法 | |
【手術方法】 下腹部に脂肪が多く、ペニスが埋没してしまっている方におすすめの方法といえます。 深い位置までしっかりと切開し、靭帯を剥離してペニスを伸長させます。 ただし、手術後に出血や痛みがあること、手術後のケアをしっかり行わなければならないことは「トライアングル法」「V-Yスキン法」「ミニマムカット」と同じです。 |
当院では、長茎手術とともに下腹部の脂肪除去を行う「スカイV-Yプラスティ」という方法を採用しております。ペニスが脂肪に埋もれていた状態を解消しつつ体内の海綿体を引き出すことで、ダブルで長茎効果を発揮します。具体的には、4~10cmの伸長が可能です。
当院で行う長茎手術のうち、「ミニマムカット」は、切る手術でありながらも身体的負担を最小限に抑えたものです。
一般的な長茎手術は、下腹部を「逆V字」に切開する必要があります。またそれに伴い、感染症のリスクを抑え、手術の邪魔にならないようにするために陰毛を剃るケースもあります。
切開部が大きいために手術後のケアが大変であることがデメリットと言えます。
一方、「ミニマムカット」なら文字通り切開部が最小限(1cm程度)で、剃毛の必要がないケースがほとんどです。
手術後のケアが必要なこと自体は一般的な長茎手術と変わらないものの、身体的な負担は軽く、手術痕は目立ちません。また、手術痕が消えるまでの期間も最短です。
長茎手術は、特に「切る手術」の場合、1ヶ月間(4週間程度)しっかりケアを行う必要があります。
手術後、そのことについてお伝えする時間を設けております。
患者様お一人おひとりの生活習慣などをお伺いしつつ、ケアプランを練り、ご説明いたします。
このとき、手術後のケアについてわからないこと、不安なことがある場合には遠慮なくお申し出ください。
なお、当院の長茎手術は、手術後の説明も含め、1時間半から2時間ほどで完了します。
当院の長茎手術は、手術当日にご帰宅いただくことが可能です。
患部をぶつけたり、激しい運動をしたりしない限り、日常生活に支障が出ることはありません。
ただし、以下のような点には注意していただく必要があります。
切る手術の場合も、切らない手術の場合も、当日は手術痕から出血が見られ、痛みがあります。
消毒して包帯を巻き、処方する内服薬(痛み止め、抗生物質)を服用していただく必要があります。
用法用量を守ってご使用ください。
なお、手術後の入浴は可能ですが、シャワーのみにとどめる必要があります。
湯船につかるのは手術後5日目までお控えください。
手術痕が徐々にふさがってくる時期です。
完治に近づくにつれて下腹部にツッパリ感が出てきますが、異常ではありません。
ただし、ふさがった部分の皮膚が硬くなってしまう可能性があります。2週目後半からは、やわらかくほぐすためのストレッチを開始する必要があります。
手術痕はほぼふさがりますが、ストレッチを継続して患部をほぐし、やわらかい状態に保つことが大切です。
手術の方法によって解禁時期は異なりますが、3~4週目にはパートナーとの性交渉や自慰行為が可能となります。
手術後すぐの段階では、患部(手術痕)に出血が見られ、痛みが起こります。
個人差はありますが1~2週間は続くと見られるので、その間は毎日消毒を行い、包帯を換え、患部を清潔に保つことを心がける必要があります。
また、痛みを緩和するための痛み止め(内服薬)を、用法用量を守ってご使用ください。
さらに、「術後感染症」を防ぐために抗生物質(内服薬)を服用することが必要です。
消毒薬や痛み止め、抗生物質の料金は手術料金に含まれます。
消毒の仕方や内服薬の用法用量については、手術後の説明の時間に担当の医師がお伝えいたします。
なお当院では再診・アフターケアを無料で承っております。
手術後のケアを行う中で不安な点や不明な点が出てきた場合には、気軽にお声がけください。
個人差はありますが、当院の長茎手術では4~10cm伸ばすことが可能です。
当院では多くの症例を経験している医師が診察・手術を担当いたします。手術前のカウンセリングのタイミングでご希望をお聞かせいただければ、安全な範囲内で最大の効果が引き出せるよう施術を行います。
長茎手術を担当する医師は、「マイクロサージェリー」の技術を持っています。手術痕が目立ちにくい繊細な施術を行うことが可能です。
特に、当院独自の術式である「ミニマムカット」は手術痕が1cm程度と小さく、傷口が陰毛の中に隠れるので、手術したことを他人に知られることはありません。
重たい物を持ちあげて下腹部に負担をかけるような肉体労働でない限り、当日からでもお仕事をすることが可能です。そのほか、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。
下腹部に脂肪がついたことでペニスの根もとが埋もれた状態になっていると考えられます。
ダイエットで脂肪を取り去ることで一定の効果は見られるかと思いますが、長茎手術や脂肪除去を行うことで、より効率よく元に戻し、そのうえで元の状態よりもさらに大きく(長く)することが可能です。
長茎手術は、体内に埋まっている海綿体を体外に引き出すことで、短小のお悩みを解消する手術です。
ペニスの機能を向上させる(より硬くする、持続力を高める)効果はありません。
長茎手術では、ペニスの根もとにアプローチします。亀頭部分などには一切触らないので、形が変わることはありません。
個人差はありますが、1~2週間ほどは患部とその周辺に痛みがあります。
ただし、我慢できないほどの痛みに襲われるケースはまれです。
また、当院では痛み止めや抗生物質の内服薬をお出ししております。用法用量を守って使用していただくことで、痛みを抑えることが可能です。
いわゆる「朝立ち」など、生理的な現象で勃起することは手術後すぐでも問題ありません。
ただし、性交渉や自慰行為などで故意に勃起させることは、少なくとも2週間ほど我慢していただくことになります。個人差はありますが、手術後3~4週目には性交渉、自慰行為が可能となります。
ごくごく軽度の仮性包茎であれば、長茎手術で治療できるケースもあります。
長茎手術を行うと、包皮の長さはそのままで本体の海綿体のみが引き出されます。
その結果、亀頭が包皮から露出した状態になり、包茎が解消されるわけです。
また、この場合、亀頭増大の手術も同時に受けていただくと、より効果的であると考えられます。亀頭のボリュームを増やすことで包皮が亀頭直下でせき止められ、かぶさりにくくなります。
ただし個人差があるので、カウンセリング・診察の段階でご相談ください。